バケットヘッドランド / バケットヘッド

backethead land
No Title
Disc 1
I イントロ;パーク・テーマ(パート1)
II ジャイアント・ロボ(パート2-5)
III バケットボッツ・ジグ(パート6-8)
IV スローター・ゾーン(パート9-27)
V コンピューター・マスター(パート28)
VI ヴァーチャル・リアリティ(パート29-30)
VII ホーム・ラン・ダービー(パート31-32)
VIII アイ・ラヴ・マイ・ペアレント(パート33)
Disc 2
01 イントロ;パーク・テーマ・エクステンション
02 ギロチン・バトル
03 ジャイアント・ロボのテーマ
04 ロボット・ダンス
05 ヴァーチャル・リアリティ
06 バンシーボット・バップ
07 ベースボール・バディ

今回、紹介するのは名盤ではなく確実に迷盤。別に買ってはいけない、なんてことは無いけど、一般人は買わない廃人向けのアイテム。それは、ジャケットを見ればすぐ分かる話。
そうでなくても、プロデューサーのブーツィー・コリンズはともかく(?)、Exetiv Producerにビル・ラズウェルだとか、ようわからんのだけどThanksの欄にはジョン・ゾーンといった名前が載っており、かなり腐敗の進んだ脳みそ向けであることが伺えます。

さて、アーティストのバケットヘッドについて、意外なことにちゃんとWikipediaに項目が設けられています。どんな感じの人なのかは、そちらを参照ください。
こんなコアな存在なのだけど、ちゃんと日本語のファンサイトもあったりします。
10年くらい前に、JazzLifeかベースマガジンかの記事によれば、ヨナス・エルボーグってベーシストのバンドでギターを弾いていて、エレキではなくアコギをプレイしてもいたらしい。

アルバムの内容は、もう、趣味に走ったとしかいえないもの。
「たいへんだぁ!」ドットトタット「たいへんだぁ!」ドットトタット...などとアニメの一節をループさせたりとか、馬鹿みたいにスカスカのサウンド。
Wikipediaなどでギターテクニックを賞賛されているけど、あまりそこにはセールスポイントにはしていません。
なんでブーツィー・コリンズがプロデューサーなのか、まったくもって謎。サウンド的にファンク度はゼロ。機材的にはヒップホップのトラックメーカーと同じものを使っているのかもしれないけど、リズム的にはまった別物。ただ、アヘアヘ、ラリッて「う〜ん、いいんじゃない?」とかいってスタジオのコンソールルームでニタニタしている姿が思い浮かびます。

すでに流通には乗っていないのではと思いきや、Amazonでは取り扱いがあるようなので、現在(2007年2月)でも割合簡単に手に入りそうです。星の王子様命のあなた、棚の肥やしに、一枚いかが?ところでこのCD、ホントにアメリカでも売っているのかな?